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京都・寺町六角に「弁当箱」専門店-フランス人オーナーが出店

店内の様子

店内の様子

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 寺町六角の西側に4月7日、弁当箱専門店「Bento&co(ベントアンドコー)」(京都市中京区六角通麩屋町東入八百屋町、TEL 075-708-2164)がオープンした。経営は「BERTRAND (ベルトラン)」。

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 フランス人オーナーのベルトラン・トマさんが、フランスでの日本の弁当箱文化への関心の高まりに着目し、2008年にフランス語で弁当箱専門のオンラインショップを立ち上げたのが始まり。2010年には英語版サイトを開設し、これまで世界70カ国に商品を発送したという。昨年には日本語版サイトも立ち上げた。オンラインショップでは700種類もの弁当箱をそろえる。観光客が多く、ベルトランさん自身が「好きな街」である京都で偶然テナントが空いているビルを見つけたことをきっかけに、念願の初の実店舗オープンにこぎ着けた。

 同店では、さまざまな種類の弁当箱を2,000円前後で販売する。フランスから船で輸入する際に用いるパレット(荷物を載せる荷役台)の上に弁当箱を展示した。商品の中には、当店オリジナル商品や限定カラーのものも展開。フランスで誕生した弁当箱「monbento(モンベント)」(2,400円)は密封性が高く、ふたをしたまま電子レンジで直接温めることができる。「こけし弁当」(1,680円)ではオリジナル商品の舞妓バージョンと忍者バージョンを用意する。京都の西陣織とコラボした弁当箱(2.300円)では、外国人用に通常より一回り大きなサイズのものも。英語で書かれたキャラクター弁当の料理本や、冷蔵庫用電子メモなど、弁当箱関連商品も多数そろえる。今後は風呂敷なども置くという。

 「店内は写真撮影自由。どんどん撮って、フェイスブックなどにアップしていってほしい」とベルトランさん。「(私が)『いい』と思った商品を厳選しているので、弁当箱を買うときにはぜひ当店に足を運んでいただきたい。弁当箱の『セレクトショップ』になれれば」とも。

 営業時間は12時~19時(土曜のみ20時まで)。

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