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三条烏丸のスターバックスが一新-オーダー後、希少豆をひく新ブランド導入

新ブランド「リザーブ」は注文を受けてから豆を挽く。

新ブランド「リザーブ」は注文を受けてから豆を挽く。

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 スターバックスコーヒー京都三条烏丸ビル店(京都市中京区三条通り烏丸西入ル御蔵町、TEL 075-231-5565)が2月23日、リニューアルオープンした。

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 同社の新ブランド「リザーブ」の導入に合わせ、今月15日から改装を行っていた同店。「リザーブ」で扱う豆の種類は4種類。豆の風味がピークに達するまで5年間熟成させたものなどいずれも希少性が高いもの。同店ではリザーブの抽出に「CLOVER(クローバー)」というマシンを使用。コーヒープレスのように適度に蒸らし、コーヒーを吸い込む「バキュームプレス」技術を使う。ペーパーフィルターを使わないため、コーヒーの香りやうま味を逃がさないという。クローバーを設置するのは同店含め全国で4店舗。

 同社のコーヒースペシャリスト森麻美さんは「注文の際に『今日は重めで』など話をしながら作れるのもリザーブのいいところ。その時の気分によってコーヒーのさまざまな味と香りを楽しんでもらえれば」と話す。「注文を受けてから豆をひくため「『自分だけの一杯』ができる様子を見られるのも楽しいのでは」とも。

 「京都の中でもドリップコーヒーが好きな方が多い店だったので導入が決まった」と同社の石田佳恵さん。雰囲気を大きく変えた店舗は、クローバーを中心に据え、大人数で利用できる長椅子や、打ち合わせなどに使える席、1人用のカウンターなど、ニーズに応じた席を配置した。京都で唐紙を扱う「唐長」がコーヒーの香りが立ち上るイメージのデザインのパネルを壁に掛けたり、一部に京都の家屋に利用されていた木材を再利用するなど内装にも地域色を出した。

 今後について、「これまで以上に地域に密着して、特別な一杯を通じてコミュニケーションができる店になっていければ」と石田さん。

 リザーブの価格は500円~650円(豆の種類により異なる)。営業時間は曜日によって異なる。

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