木屋町の元・立誠小学校(京都市中京区蛸薬師通河原町東入ル)で11月19日、Arts Bar@Rissei京都学生芸術作品展2010のオープニングパーティーが開かれた。大学コンソーシアム京都、京都市が共催する。
京都で芸術文化を学ぶ学生の作品を合同展示する同展は今回で11回目。11大学が参加する。絵画から彫刻、工芸、デザイン、建築、いけばな、書に至るまで幅広い分野の作品約100点を展示する。
今回から表彰式が加わり、優秀作品には京都府知事賞や京都市長賞のほか5つの賞が授与された。最終日には、来場者による投票で決まるオーディエンス賞も用意する。
さらに、今回初めて京都学生芸術作品展学生マネジメント委員会が発足し、学生自らがイベントのチラシデザインや広報活動を行い、講演会やワークショップの企画などにも携わった。内装などもカラフルにするなど装いを新たにし、「これまで以上に明るく開かれたイメージを発信する」という。
同展のタイトル「Arts Bar」には、「サラダバーやドリンクバーのように好きな作品を好きなだけ自由に味わってもらいたいという思いが込められている」と同委員会実行委員長の望田さん。「京都の学生のさまざまな活動の中心的な役割を担う場として当展が発展していけば」とも。
23日は小学3年~6年生を対象にした書道のワークショップ「まっくろくろすけ!~すみで表現しよう~」を、27日には、京都の写真家・甲斐扶佐義さんによる記念講演会「京都にもうひとつの大文字は可能か」を予定。
開催時間は12時~19時。入場無料。今月28日まで。23日のワークショップは14時~16時(要事前申し込み)、27日の記念講演会は14時~15時30分。いずれも無料。