京都の町家ギャラリーで「古イス市」-「町家を見せる」コンセプトに

「ANEWAL Gallery(アニュアルギャラリー)」は5月22、23日に「第二回 古イス市」、同26日~6月6日まで「WHITE-lighting Installation」を開催する。

「ANEWAL Gallery(アニュアルギャラリー)」は5月22、23日に「第二回 古イス市」、同26日~6月6日まで「WHITE-lighting Installation」を開催する。

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 「ANEWAL Gallery(アニュアルギャラリー)」(京都市上京区実相院町、TEL 075-431-6469)で5月22日・23日、「第2回 古イス市」が開催される。

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 同ギャラリーは町家を改修したギャラリーで、市では町家の雰囲気に合う古いすを展示・販売する。併せて「町家古本はんのき」の古本も展示・販売するなど、いすだけでなく京都の伝統建築である町家全体を独自の見せ方で表現するという。同ギャラリーから徒歩数分の場所にある、いす張り工房の「村上椅子」でも同時開催する。

 26日からは、今年で6年目を迎える町家を会場にしたイベント「楽町楽家’10」の一環として、「WHITE-lighting Installation」と題して、京都で活動するアーティスト「rgb project」による展示を行う。rgb projectは2006年、呉鴻さん(映像)、児玉真人さん(立体)、中塚智さん(平面)の3人により発足したユニットで、「光の三原色」が重なる瞬間に「無色透明・白」になるようなリレーションを理想とする展示を行っている。同展では、町家の持っている昔ながらの懐かしさを、今を生きる3人が独自の視点でとらえて作品へと表現する。6月6日まで。

 同ギャラリーの森島さんは「同じ町家でも、表現方法が異なると全く違った印象になる。この両展は連続して行われるので、ぜひそれを見ていただければ」と話す。

 営業時間は「第2回 古イス市」は10時~日暮れまで。「WHITE-lighting Installation」は11時~20時。

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