グンゼ株式会社の創業の地、京都府綾部市にあるグンゼ博物苑が、1996年の開苑以来、年間入場者数が初めて5万人を突破しました。これを記念して、来苑5万人目のお客さまに記念品をプレゼントしました。
グンゼ博物苑創業蔵
5万人目のお客さまに、創業蔵にて記念品をプレゼント
「おかいこさんフェス」、「クリスマス」、「ひな祭り」、「昭和レトロ展」などの独自イベントを年間にわたり企画・実施したほか、「バラまつり」、「綾部ドリムライト」などの綾部市イベントとのコラボレーションや、綾部観光協会、大学等の周辺団体との連携強化が、入場者数の大幅な増加につながりました。
グンゼは、引き続き、積極的に社会、地域活動に参加し、社会との友好な関係を築くとともに、地域社会との持続可能性を追求してまいります。
■グンゼ博物苑苑長木村から
グンゼ博物苑木村苑長
年間入場者数5万人を達成することができました。これも、皆さまからのご支援・ご協力の賜物によるものです。心から感謝いたします。
私は昨年3月博物苑長に就任し、一番注力したことは「グンゼ」ファン作りでした。未来世代への種まきを意識し、特に子どものファン作りに努めました。自分自身の経験から、子どもの頃の記憶は鮮明に残ると考えています。博物苑を訪れた子どもたちに「グンゼ」という企業の理念や面白さを伝えたいと考えております。
年間を通じて「ハロウィン」、「クリスマス」、「ひな祭り」、「昭和レトロ展」などのイベントを強化したことは、親しみやすいイベントを通じて「グンゼ」を理解してもらいたいという思いからでした。グンゼ博物苑を訪問したことがきっかけとなり、将来グンゼで働きたいと思っていただけたならそれだけで価値があると思います。
「人間尊重」、「優良品の生産」、「共存共栄」がベースのグンゼ博物苑、グンゼ記念館は凄いコンテンツです。これからも社内外、より多くの方々に知っていただくため知恵を絞っていきたいと思います。
■グンゼ博物苑について
グンゼ博物苑は、グンゼが創立100周年を迎えた1996年、あやべグンゼスクエア誕生とともに設立されました。数度のリニューアルを経て、2016年、グンゼ創立120周年を機に、現在の創業蔵、現代蔵および未来蔵に展示内容が再構成されました。各展示棟は、グンゼが製糸業を中心としていた時代に繭を保管していた大正時代の蔵をリニューアルしたものです。
グンゼ博物苑外観