寺町通りに新スタイルの宿泊施設-LEDの目覚まし装置導入

カプセル型宿泊施設「ナインアワーズ」が四条寺町にオープン

カプセル型宿泊施設「ナインアワーズ」が四条寺町にオープン

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 カプセルホテルを運営するキュービック(東京都台東区)は12月9日、新しいスタイルのカプセル型宿泊施設「ナインアワーズ」(京都市下京区寺町通四条下ル、TEL 075-353-9005)をオープンした。

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 同施設では滞在を「1h(汗を洗い流す)+7h(眠る)+1h(身支度)=9h」と時間に置き換えて考え、「シャワーを浴びること」「眠ること」「身支度すること」の品質を追求した。カプセル型の睡眠ユニットではLEDの光で入眠・覚せいを支援する装置「寝室環境システム」を導入。朝日を浴びて自然に起きる感覚が味わえる。同施設のクリエーティブディレクション・プロダクトデザインは柴田文江さん、サイン&グラフィックデザインは廣村正彰さん、インテリアデザインは中村隆秋さんが、それぞれ担当した。

 同施設は1階~9階までの全9フロアで構成。内訳は、1階=サービスカウンター・ラウンジ、2階=女性専用ラウンジ、3階=女性専用ロッカー・シャワー、4階・5階=女性専用カプセルフロア、6階~8階=男性専用カプセルフロア、9階=男性専用ロッカー・シャワー。カプセルフロアの睡眠ユニットは男性75室、女性50室を設置。1回の宿泊で最大17時間滞在できる。出張慣れしたビジネスパーソンや外国人旅行者の利用者を見込む。施設内の案内はピクトグラムで表示する。

 同社の油井啓祐社長は「ナインアワーズは3つの機能をコンパクトな一つの流れとして利用いただくことで、きちんと体を休めて清々しい気持ちで次の目的地に向かっていただける」と話す。「10年程度に間に国内で50~60店舗を出店したい」とも。

 利用料金は4,900円。チェックイン・チェックアウトは24時間受け付けている。

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