元立誠小学校(中京区蛸薬師通河原町東入ル)で11月26日~29日、「りっせい・キネマフェスタ京都Part3」が開催される。主催は立誠・文化のまちプロジェクト運営委員会(京都市中京区)と京都映画倶楽部(右京区)。
会場となる同小学校の敷地は京都で初めて映画が上映された場所で、屋外で上映されることでにぎわっていたという。初めて上映された年から100周年を迎えたことを記念して、昨年同イベントが開催された。今年の春に2回目を開催し、今回で3回目となる。
期間中は「坂本龍馬と懐かし高瀬川界隈展」「東映・松竹新作映画のポスター展」などの展示や、京都嵯峨芸術大学の学生が制作した「短編アニメーションプログラム」の上映を自由に見学できる。
28日・29日はメーンイベントの「上映会&トーク会」を行う。28日には「瞼の母」(1929年、稲垣浩監督)の活弁士付きでの上映、「坂本龍馬」(1989年、中島貞夫監督)の上映を行い中島監督も来場する。29日には「鴨川ホルモー」(2009年)、「ゲゲゲの鬼太郎 千年呪い歌」(2008年)を上映し両作品を監督した本木克英さんが来場する。
京都映画倶楽部事務局長の矢田精治さんは「映画を愛する人に見ておいてほしい映画を上映する。京都の人にもっと映画に関心をもってもらえれば」と話す。
開催時間は10時~17時。「上映会&トーク会」の料金は、大人=1,000円(前売り800円)、学生=800円(前売り700円)。