「第1回仏光寺マルシェ~ものづくりDay~」が6月8日・9日、本山佛光寺(京都市下京区新開町)で開催された。主催はイベント企画団体の「ものづくりCrossroad」。
同イベントは今回が初開催。両日は、布や木工、革などの雑貨やアクセサリー、陶器、スイーツやコーヒーのブースが2日間で延べ140店が出店。同様にキッチンカー4台も出店した。イベントの運営を行う同団体代表の山中陽太さんによると、岡山や新潟など遠方からの出店もあったという。境内の大師堂前に設けられた音楽ステージでは、ピアノや歌のライブも行われた。
140店とは別に同寺で8月に行われる「仏光寺盆踊り」の協賛ブースに古布を使ったアクセサリーや小物、占いなどの店が並んだ。仏光寺の参道にある大善院(同)の住職で、協賛ブースのプロデューサーを務める佐々木正祥さんは、歯車などの部品を使ったスチームパンク風のボールペンやモーメントや基盤を使ったアクセサリーを販売した。
佐々木さんは「盆踊りは2017(平成29)年に始まった300人規模のイベントで、コロナで休止していたが、昨年ようやく再開できた。資金集めにフリーマーケットなどもやっていたが個人でできることの限界を感じ、以前から声をかけてくれていた山中さんにマルシェを開こうと相談をした。これからも継続的に開催できたら」と話す。
8日は開場直後から。来場者が商品を買い求めたり、スイーツやコーヒーを楽しんだりする人で、にぎわいをみせていた。
※本来は仏光寺の「仏」は旧字