
ソーシャルキッチン(京都市上京区相国寺門前町)で12月10日、京都在住の研究者、デール・ソンヤさんによる個展「猫・ののぴ・等」が始まった。
デールさんはシンガポールとノルウェーで生まれ育ち、2009(平成21)年に来日。京都は2年前から住んでいる。絵を描くのはもともと好きだったが、個展を開こうと描き始めたのは昨年からだという。
会場には、デールさんが保護ネコの団体「Japan Cat Network」から引き取ったネコの「マーセリン」と、近くの公園で保護したネコ「タッブス」、犬の「ののぴ」を描いた作品をはじめ、表情豊かなネコや人物を描いたカートゥーン調の作品、ニードルパンチで作った毛糸の刺しゅうの作品、イヤリングやピアスなど40点を並べる。
「来た人が笑顔になれるような空間が作れたら。今後は、交流も好きなので、ワークショップの開催やJapan Cat Networkとも連携して社会問題を考えるようなことをしていきたい」と意気込む。
展示作品は販売も行う。会場ではJapan Cat NETWORKに1,000円以上寄付した人を対象に同団体のカレンダーを進呈する。
開催時間は14時~18時。今月12日まで。