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コロナ禍のピンチから生まれた京都のバナナジュース店、来店者3万組突破

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 バナナジュース専門店「サンキューバナナ」(京都市上京区烏丸通今出川上る御所八幡町)が5月29日、来店者が3万組を突破し、3万組人目の客に「黄色のブーケ」を贈呈した。

3万組のお客さんにブーケの贈呈

 「サンキューバナナ」運営会社の「Ginger(ジンジャー)」は、結婚式やイベントのプロデュース業がメイン事業だが、会社設立の数カ月後にコロナ禍の直撃を受けた。拠点のシェアオフィスが活用できなくなり、仕事もオフィスもなくなるというピンチに、社長の磯石裕子さんは親類に町家を借りて業務を続けてきた。磯石さんが好きでスタッフに作っていたバナナジュースをスタッフに振る舞ったところ、「販売できるのでは」と、期間限定でバナナジュースの専門店を出店した。

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 バナナジュースは、多い日は1日500杯を売り上げるヒット商品となった。本業で縁のあった和歌山や青森などから「店を出したい」との申し出があり、フランチャイズ化を決意。本業も復調して3人で創業した会社は現在社員が5人に増え、今後さらに増やす方針という。

 磯石さんは「丁寧に作ったジュースを販売するということを変えずに続けてきた。たくさんの人に支えていただいてありがたい限り。皆さんに元気になってもらえるような店であり続けたい」と話す。

 この日、京都の「サンキューバナナ」を訪れた3万組目の客はオープン当初からの常連客2人。畑違いで始めたバナナジュース店に「うまくいくだろうか」と悩む磯石さんを「絶対いけるって」と励ましてきたという。創業当時のメンバーと一緒に、バナナの葉で特別に装飾した店の前で「おめでとう」と記念の写真を撮っていた。

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