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花見小路近くに「黄金の茶室」 京町家の富裕層向け一棟貸し宿泊施設にしつらえ

黄金の茶室で金ぱくの貼り付け体験もオプションで用意する

黄金の茶室で金ぱくの貼り付け体験もオプションで用意する

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京町家の宿泊施設「天佑」(京都市東山区小松町)が11月6日、花見小路近くにオープンした。運営はインバウンド事業を展開するボルンタド(大阪市中央区)。

格天井が美しいリビング

 観光客の多い通りを入った場所にオープンした同施設。山中工務店(京都市北区)が施工を手掛けた。敷地面積は約180平方メートル。2階建てで、間取りは1階にリビング、ダイニング、キッチンに、2階にキングサイズのベッドを備えた3部屋の寝室を設ける。定員は大人6人(子供を含めると最大9人)。

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 宿泊客を出迎えるリビングには一つ一つ花の絵を描かれた描いた格(ごう)天井、2階にバーには組格子、1階の庭の奥に京都の金箔職人が手掛けた黄金の茶室を備える。

 部屋のベッドサイドには給電できるUSBタップを設置し居住性を損なわないような工夫を施す。欧米の富裕層の利用を見込み、高級のホテルで使用われる寝具やフットベッド、間取りに合わせてオーダーメードしたイタリア家具なども設置する。

 京都駅から高級外車での送迎や、オプションでヘリコプターで送迎にも対応するという。利用は3日以上に限り160万円から受け付ける。希望すれば京都のガイドや、京料理の仕出しや料理人、芸妓や舞妓(まいこ)を呼べるほか、格天井の花を描いた日本画の絵師や、黄金の茶室を手がけた手掛けた金ぱくの職人を呼んで絵を描いたり金ぱくを貼り付けたりする体験などのオプションも用意する。

 「ボルンタド」社長の永本進さんは「『京都風』ではなく本物の技術や作品に触れてもらう場所が必要だと思って思い3年以上かけて完成させた施設。チェックインした直後に気に入らなかったら返金に応じてもいいくらい自信を持っている」と話す。「売り上げの一部は、伝統的な技法が守れるように京都の工芸職人に還元していく予定」とも。

 申し込みは「北野界わい創世会」(鳥井光広さんTEL 090-9610-2012)まで。

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