ソーシャルプログラム「WILLERが拓(ひら)くMaasの世界」が9月24日、Impact Hub Kyoto(京都市上京区甲斐守町)で行われる。主催は、行政や民間団体、企業を越えて地域の課題解決を探る「共創ラボ CO-LAB Kyoto」。
イベントでは高速バスやフェリー、鉄道事業などさまざまな移動ソリューションを展開するWILLERグループから京都丹後鉄道を運行するWILLER TRAINS(ウィラートレインズ、京都府宮津市)の寒竹聖一社長を招き「Maas(マース=Mobility as a Serviceの略)」の取り組みについて話を聞く。
Maasは統合型シェアリング交通システムとも言われる。2016年にフィンランドで、既存のバスや鉄道、タクシー、レンタカーといった公共交通を一つのプラットフォームに統合し、目的地までの移動手段を一つのアプリで手配・決済できるサービスが実装された。
日本でもMaasは東京五輪を背景に注目を集めている。京丹後鉄道では今年8月に観光Maasアプリを導入し、QRシステムを活用した実証実験を進めている。
イベントではこの取り組みを基に、地域のサービスや営み、観光体験を高めるMaasの可能性についてアンワインドミートアップ(打ち解けられるコミュニティーの中で取り組みを加速させる交流)を目指す。
開催時間は19時~21時。参加費は1,000円。定員は35人(定員になり次第申し込みを締め切る)。申し込みはImpact Hub Kyotoのイベントページで受け付ける。