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京都の駐輪場ナビが課題解決コンテストで優勝 シビックテックと行政の連携決め手

chariP naVi画面

chariP naVi画面

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 Impact Hub Kyto(京都市上京区)で3月17日、IT技術で地域課題の解決を目指す有志の集まり「Code for Kyoto」の活動報告会が行われた。「チャレンジ!!オープンガバナンスコンテスト(COG)2017」で最優秀賞を獲得した「chariP naVi(チャリップナビ)」開発メンバーが喜びを語った。

報告の様子

 観光に自転車活用を拡大させたいという京都市の課題に対し、滋賀富士通ソフトウエアの黄瑞穂さんや藤本有璃子さんを中心としたメンバーと京都市の井上卓也さんが連携を組み開発した同アプリ。京都市がオープンデータとして提供している観光やいしぶみ(石碑)情報などの情報やバス停、パンクや修理に対応するショップ、駐輪場やレンタサイクルの情報を地図上に表示。日本語のほか、中国語と英語に対応する。

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 黄さんによると、開発には京都市のオープンデータで現状を把握した上で、京都市や駐輪場の業者や市民に聞き取り調査を行い、「情報の見える化」が必要と結論づけた。インターネット上の意見解析や属性別の想定をした上で、プロトタイプまでたどり着くことができたという。

 黄さんは「私自身も自転車で京都の街を走ることがあるが、駐輪場がどこにあるのか分からず、不便を感じていた。京都市には、駐輪場業者の紹介や、未公開データを公開していただくなど多くの面でご協力いただいた」と話す。

 藤本さんは「行政と密に連携が取れたことも高く評価していただいた。今後は情報のリアルタイム化など実装していくと同時に、資金調達の方法も考えていきたい」と話す。

 OGCは東京大学公共政策大学院が主催するコンテスト。自治体から応募で集まった課題をテーマに、データを活用した市民や学生からのアイデアを競う。審査基準には自治体と住民や学生との連携も含まれる。2017年は全59案のアイデアの中から13案が最終公開審査に進んだ。

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