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清水寺で小説家・原田マハさん手掛けるアート展 ICOM開催記念で

加藤泉
《無題》
2019年(c) 2019 Izumi Kato

加藤泉 《無題》 2019年(c) 2019 Izumi Kato

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 清水寺で9月1日から「CONTACT つなぐ・むすぶ 日本と世界のアート展」が行われる。

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 日本初開催となるICOM(国際博物館会議)が京都で行われることを記念して企画したもので、小説家の原田マハさんが初めて手掛ける同展。

 ジャンルを超え、日本と世界のアーティストを紹介する同展では、ゴッホの肖像画になりきった森村泰昌さんのシリーズの一つ「エゴ・シンポシオン/ゴッホ」(2017年)や、伝統的な西洋絵画の技法を使った作品を手掛けるミヒャエル・ボレマンスさんの掛け軸作品「くちなし(2)」、川端康成や宮沢賢治の直筆の原稿、竹宮恵子さんや手塚治虫の漫画、バーナード・リーチに河井寛次郎など20人以上のアーティスト作品を展示する。

 期間中、通常非公開で小堀遠州の作庭といわれる成就院での作品も展示。西門や馬駐には加藤泉さんの作品を置くなど、清水寺のさまざまな場所で展示を行う。

 原田さんは展示に合わせ、書き下ろし短編集「20 CONTACT 消えない星々との短い接触」を執筆。一部を掲載したタブロイド紙を来場者に配布し、小説と展示が同時に楽しめる構成にしている。

 映画監督の山田洋次さんや落語家の桂南光さんなどのゲストと原田さんのトークイベントも行われる。

 開催時間は7時~18時(最終入場は17時)。入場料は、大人=1,800円、小学生以下無料。チケットは公式サイトで販売する。9月8日まで。

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