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200年ぶり祇園祭に巡行復帰の「鷹山」 学生デザインの衣装お披露目

新調された囃子方の衣装(右側4人)

新調された囃子方の衣装(右側4人)

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 祇園祭ぎゃらりい(京都市東山区)で6月15日、今年およそ200年ぶりに祇園祭の巡行に復帰する「鷹山(たかやま)」の囃子(はやし)方の衣装が初披露された。

デザインを担当した佐藤香穂里さん

 鷹山保存会は京都市立芸術大学の学生らと、先導役となる「ちゃりん棒」や曳き手の衣装を制作。今回披露したのは囃子方の浴衣と帯。浴衣は紺と白の肩身代わりのデザインでタカのモチーフが使われている。

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 帯のデザインを担当した同大学院修士課程2年の佐藤香穂里さんは「タカのクチバシをイメージして、かっこよさやりりしさを表現しながら、浴衣を引き締めるようなデザインを心掛けた。赤と黄土色のリバーシブルになっているため、長く使ってもらえるのでは」と話す。

 同会副理事長の西村健吾さんは「遠くからでも鷹山と分かるデザインで格好いい。この衣装での今年の巡行が楽しみ」と話す。

 「鷹山」は1826(文政9)年の暴風で大破し、巡行をしない「休み山」となり、1864(元治元)年の蛤御門の変では山や装飾品の多くが全焼した。2012(平成24)年から地域住民が復帰に向けて準備を進めており、2022年の完全復帰を目指している。

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