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京都でレクチャー「劇場の現在・過去・未来」 新劇場開業に向け動き加速

1回目のオープンリサーチプロジェクト「表現者と劇場」の様子

1回目のオープンリサーチプロジェクト「表現者と劇場」の様子

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 2019年夏に東九条に劇場「Theatre E9 Kyoto」の開業を目指す「アーツシード京都」(京都市左京区)が12月22日、レクチャー「劇場の現在・過去・未来」を開催する。

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 「民間劇場にとっての公共性」を考えるオープンリサーチプロジェクト(全9回)の5回目。これまでに「京阪神と劇場」(第2回)、トイレのデザインから劇場とジェンダーを考える「デザインと劇場」(第4回)といったテーマで議論が行われている。

 当日はゲストに仙台高等専門学校教授の坂口大洋さんと京都造形芸術大学教授の森山直人さんを招く。レクチャーでは坂口さんが劇場の果たしてきた役割について歴史をひも解くほか、森山さんが「広場」をキーワードに劇場の未来を考える。レクチャー後の座談会には、同プロジェクトメンバーの蔭山陽太さんや松岡咲子さんが加わる。司会はあごうさとしさん。

 アーツシード京都の芥川美穂子さんは「プロジェクトでは劇場を応援してくださる方が来たり、活発な意見交換が毎回行われたりしている。劇場の耐震工事も始まったほか、劇場の機材費のクラウドファンディングや工事費の調達に向けた活動も続いているので引き続きご協力いただければ」と話す。

 開催時間は14時~18時(途中入退場可)。会場は「studio seedbox」(南区)。定員40人。申し込みはアーツシード京都のホームページで受け付ける。

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