アニメやゲームの企業が集まる合同企業説明会が9月16日、みやこめっせ(京都市東山区)で初開催された。
京都に拠点を持ったアニメスタジオや、京都に本社や拠点を持つゲーム制作会社ら15社が出展。「にゃんこ大戦争」などのスマホゲームの開発を企画・開発した「ポノス」(中京区)や「アンサンブルスターズ」の制作でも知られるHappyElements(ハッピーエレメンツ)のカカリアスタジオ(下京区)も参加し、業務内容や人事制度などを紹介した。急成長の分野と人手不足もあり、イラストやプログラマー、デザイナーなど多くの職種で募集が行われていた。
穴吹デザイン専門学校(広島市)の学生も研修旅行の一環として合同説明会に参加。教務課主任の近藤俊治さんは「コンテンツ業界を目指す生徒にとってゲームやアニメの企業の話が効率よく聞ける機会として活用している」と話す。
作品を担当者に見てもらったという同校の加藤里佳さんや森口実香さんは、イラストに立体感を出したり、エフェクト細かく書き込んだりするといいなどアドバイスを受けたという。2人は「イラストのジャンルを増やすなど、できることの幅を広げてたくさんの人に見てもらえる作品が描けるプロになりたい」と夢に向けて思いを新たにしていた。