京都水族館(京都市下京区)で7月19日、エイベックス・エンタテインメントが演出を手掛けるイルカパフォーマンスの新作「La・La・Fin CIRCUS(ラ・ラ・フィン サーカス)~第1章『友情』~」が披露された。
イルカパフォーマンスを新しくするのは4年ぶり。生き物について楽しみながら学ぶ「エデュテイメント」のコンセプトを踏襲し、イルカ3頭、トレーナー3人、パフォーマー4人と観客で作る劇場型舞台に仕上げた。
芝居のパートを取り入れ、京都水族館にやってきたサーカス一座がイルカと出会い、成長する物語を描く。今後1年かけて全4章で一つのストーリーを構成する。
19日に知真保育園の園児を招いて行ったお披露目会では、イルカが立てた水しぶきに歓声が上がったほか、イルカと一緒に手や首を振ったりした。
演出を担当した小林玄さんは「イルカパフォーマンスの演出は、イルカの性格を観察し、信頼関係を作ることから始まった。イルカの体の大きさや鳴き声がそれぞれ違うし、トレーナーもベテランの人もいれば新人の人もいる。それぞれの個性があり、毎回違った舞台になる。イルカやパフォーマーと共にトレーナーにも注目してもらえたら」と話す。
同プログラムは7月21日から。営業時間は10時~18時(夏季の時間延長あり)。料金は、大人=2,050円、大学・高校生=1,550円、中・小学生=1,000円。9月21日まで。