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京都の紅茶店で「色が変わるかき氷」 ライムを搾って味も変化

ライムを掛ける前の「バタフライピーハーブのライムかき氷」

ライムを掛ける前の「バタフライピーハーブのライムかき氷」

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 「サー・トーマス・リプトン」が現在、色が変化するかき氷「バタフライピーハーブのライムかき氷」を提供している。運営は、リプトン本社直轄喫茶部として1930(昭和5)年に創業した「フクナガ」(中京区)。

ライムを搾るとかき氷の色が変化する

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 鮮やかな青色が目を引く同メニュー。この青は「バタフライピー」というハーブティーや食品の着色に使用されるタイの植物に由来する。酸に反応して青から紫に変化する性質を持つ。

 かき氷シロップはバタフライピーとレモングラスを煮出し、角のない味が特徴の白ザラメで甘みを加える。氷の中にはイタリアで学んだ職人が作るヨーグルトのジェラートとライチが入っている。最後にドライパイナップルを散らす。別添えのライムを搾ると、青いかき氷が紫に変化する。

 商品を開発した友近陽介さんは「シロップの甘みを少し強くしたので、ライムの酸味を加えて味が完成する。氷としっかりした食感が特徴のドライパイナップルの組み合わせもうまくいった。見た目も味も自信のある仕上がりなのでぜひ試してもらいたい」と話す。

 四条店の田中佑一店長は「若い人を中心に、写真を撮って楽しまれるなど好評な商品。気温が上がればさらに注文が増えそう」と話す。

 価格は1,080円(ほうじ茶付き)。提供は三条本店と四条店。8月末まで。

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