三条富小路・SAKURA ANNEXビルに生パスタ・タルト専門店

写真=天上には鯉が描かれ、和と洋を交えた店内に。

写真=天上には鯉が描かれ、和と洋を交えた店内に。

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 滋賀県で飲食店を展開する「フェイバルクレセント」(滋賀県草津市)は12月1日、生パスタ・タルト専門店「エナ・ブランカッ タルチスカフェ」(京都市中京区富小路三条上ル、TEL 075-213-1233)を三条富小路にあるSAKURA ANNEXビル・地下1階にオープンした。

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 同店は、滋賀県・南草津に本店を置く創作料理店「エナ・ブランカッ」の2号店で、生パスタとタルトの専門店。「京都で素材にこだわったおいしいものを、カジュアルかつリーズナブルに食べていただきたい」ことからオープンした。「和の印象が強い」という本店に対し、三条店は洋をベースとした店内に、壁は柿渋で染めた白い和紙を貼り、天井には黒鯉と錦鯉を手書きで描くなど、「和と洋を交えた店内を意識した」(同店)という。店舗面積は70坪で、席数は78席。

 生パスタは、「スパゲティ」「フェットチーネ」「豆乳のタリオニーニ」「むらさき芋のフェトチーネ」「かぼちゃのフェットチーネ」の5種類で、選択が可能(一部選択不可)。「パスタの種類は選べないが、特におすすめ」(同店)が、クリームを使わない「ローマスタイルのカルボナーラ(フェトチーネ使用)」(950円)、チーズとバター、じゃがいもが入った「パスタビアンカ(フェトチーネ使用)」(1,150円)、本店でも人気があるブロッコリーやほうれん草など5種類の野菜が入った「緑の野菜と黄色いカボチャのクリームソース(カボチャのフェトチーネ使用)」(1,150円)などで、パスタメニューは全部で63種類をそろえる。

 タルトは季節のタルト8~10種類を含めて常時約25種類をそろえ、イートインのほか、テークアウトもできる。バターは発酵バター、卵は地鶏のものを使用しているため、カスタードクリームの色は黄色く「大変濃厚」だという。現在の季節限定のタルトは、桃苺を使用した「特選苺のタルト」(1ピース=1,200円)、Gクラスの大きさのあまおうを使用した「プレミアム苺のタルト」(1,100円)など。定番では、「抹茶と黒糖のわらび餅のタルト」(590円)、「栗かぼちゃのタルト」(590円)など創作タルトが人気で、「本店で特にリピーター率の高いタルト」(同店)と話す。

 本店では、タルトを食べに来る男性客が増加しており、今後は「大人向けのショコラのタルトを考えている」(同店)という。同店関係者は「タルトや生パスタのほか、コース料理やドリンクメニューなど軽食から食事まで、いろいろなシーンで使っていただけると思う。滋賀にある店は年齢問わず女性のお客さんが多いが、三条店は地下にあるので男性の方にも気軽に来ていただけるのでは。逆に男性から女性を連れて、お店に来てほしい」と話す。

 営業時間は11時~23時30分。無休だが、毎年12月20日のみ休み。

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