「ザ ロイヤルパークホテル京都四条」(京都市下京区仏光寺通上ル二帖半敷町)が4月9日、内覧会を行った。
「街と、もてなす」をコンセプトに展開する同ブランド。京都では三条に続き2店目となる。地下鉄四条駅の出口から徒歩1分に位置し、地上9階建て。店舗面積は約630平方メートルで、客室は127室。標準的な部屋の広さは約29平方メートル。価格は1室あたり2万~4万3,000円。
フロントには担当制のコンシェルジュを設けるほか、ロビーには北山杉の柱、京都の水や月、鳥、花といった要素をモチーフにしたアート作品をちりばめる。
米国のデザイン会社「ハーシュ・ベドナー・アソシエイツ」が手掛けた最上階のプレミアムフロアは、日本の伝統的な色を使う内装が特徴。スイートツインルームは約47平方メートルで、京焼の茶器セットなどを用意する。
1階には京都生まれのベーカリー「進々堂」の新業態「ルボン ヴィーヴル」が出店。料理はレストラン「ベルクール」の総料理長が監修した。卵料理やハム、野菜スープなど3種類から一つを選ぶメインディッシュに、進々堂のパンが好きなだけ食べられる宿泊者限定の朝食を提供する。
同ホテル総支配人の高田聡さんは「2020年以降も海外からの旅行客が急激に減ることはないと考えている。京都はリピーターのお客さんも多いので、そうした方が『また京都に行きたい』と思ってもらえるもてなしを三条店とも連携を取りながら提供したい」と意気込む。
オープンは4月13日。