![様々な飲食店が並ぶ「崇仁新町」](https://images.keizai.biz/karasuma_keizai/headline/1514201298_photo.jpg)
京都駅東側エリアの崇仁学区の屋台村プロジェクト「崇仁新町(すうじんしんまち)」が12月22日、「町開き」した。
京都市立芸術大学が同エリアに2023年に移転するのを機に、工事前に、京都市の未利用地活用しようと立ち上げた同プロジェクト。運営は、学区の自治連合会理事や、まちづくり研究者らでつくる「渉成(しょうせい)楽市洛座」。
本格オープンに先駆けて22日から始まった「町開き」では、火入れ式やライブペインティング、鏡開きが行われた。屋台には小さな銅製のプレートにタクアンやコンニャク、ちくわなどに薄力粉の生地で焼いた地元の味「ちょぼ焼き」やコロッケやパエリアなどの屋台が並ぶ。南側の同大学の学生や卒業生らで作るアートマーケットにはフリーペーパー専門店の「只本屋」や、泊まれる本屋をテーマにしたゲストハウス「MAGAZAN(マガザン)」、コーヒー店「コーヒー坊や」やバー「みずいろクラブ」などのアートマーケットもオープンした。
京都市の市政協力委員を務める上村隆明さんは「崇仁と周辺の学区を合わせた5つが一緒になって取り組んできたが、チャンスだと思っている。地元の人や観光客などさまざまな人に来てもらって、拠点に周辺の学区と共に活性化に向けてこのエリアを盛り上げていく契機にしたい」と話す。
12月29日~1月3日、1月6日~8日も営業を行う。
営業時間は11時~22時。イベントは12月25日まで。