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三条富小路のギャラリーが2週間限定の「書店」に ドイツのアーティスト作品も

展示の様子

展示の様子

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 ギャラリーH2O(京都市中京区富小路三条上る福長町)で現在、「三条富小路書店8」が開催されている。

赤いのれんが目印

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 公募で集まったZINE(自費出版の小冊子)やリトルプレスの作品を販売する同イベント。100人を超える参加者が作品を委託し、200点以上の作品が並ぶ。ギャラリー向かいの和室スペースには本や雑貨を扱う「ホホホ座」(左京区)の「支店」がオープンする。

 ドイツ・ハンブルクと京都で開催された日独交流展「EYE EYE Festival」で来日したアーティストのZINEを集めた一角が設けられたほか、修美社(中京区)や共同印刷工業(右京区)といった京都の印刷会社も初参加した。

 スタッフのすずきあいさんは、「ハンブルクの作家のものは日本には無い感性で面白いものが入っている。日本でここ以外での入手は難しいので気に入ったものがあれば購入してみては。SNSで『行ってきたよ』と戦利品をアップする人や、『来年は出したい』と創作意欲を高めた方もいるようだ」と話す。

 12月7日に滋賀から友人の本を求めてきた学生さんは「さまざまな作品があって面白い。私も本を制作中なので、紙やインクの入り方などがとても参考になる」と話す。

 期間中、イラストレーターの木村耕太郎さん、タダユキヒロさんの似顔絵イベントも行う(有料)。12月17日は、H.A.M PRINTERS(ハムプリンターズ・左京区)が、イラストを布製品にその場でシルクスクリーン印刷するイベントを開催。1回1,000円で所要時間は約20分。来場者の布製品持ち込みにも対応する。料金は1,000円。

 開催時間は12時~19時。今月17日まで。

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