京都市交通局(京都市右京区)が12月9日~17日、土曜・日曜のうちの雨天でないいずれか一日に京都市バスの前乗り後降り方式実証実験を行う。
同局では10月、車内混雑対策の一環でバスの前乗り後降り方式の実証実験を行い、うち3日間は雨天だった。9月30日・10月1日に行った従来の「後ろ乗り前降り」乗車時間の計測日はいずれも雨天でなかったことを考慮し、追加実施を決めた。
実験は京都駅から清水寺、銀閣寺方面に向かう「洛バス」100号系統の全便が対象。京都駅前など7カ所の停留所で乗降時間の計測を行うほか、職員による混雑状況の確認など4種類の調査をする。同局運輸課によると、各停留所に職員を配置したこともあり調査に混乱は無かったという。
同課担当者は「前回同様、混乱にならないよう停留所には職員を配置する。前乗り・前払いとなるので、小銭や乗車カードなど支払いの用意などにご協力いただければ」と呼び掛ける。