漢字能力検定協会(京都市東山区)が12月5日、本年度の「今年の漢字」募集を締め切る。
「今年の漢字」は、その年の世相をあらわす漢字を公募で集め、清水寺で揮毫(きごう)して発表し、奉納を行う行事。1995年から始まり、今年で23回目となる。
応募ははがき、インターネットで受け付ける。今年は会員登録をしなくてもスマートフォンから応募できるようシステムを刷新した。
開設したツイッターのアカウントでは、「過去に1位になった漢字は選べないの」といった疑問に対して「応募する漢字に制限はありません!!2000年、2012年、2016年は『金』が1位でしたが選ばれた理由は違いました(原文ママ)」と回答。過去の漢字が何年のものかを当てるクイズを出題するなどして、投票を呼び掛ける。
祇園にある漢字ミュージアム(東山区)では、これまでの漢字を展示する「今年の漢字展」も開催する。開館時間は9時30分~17時。入館料は、大人=800円、高校・大学生=500円、小中学生=300円ほか。来年2月12日まで。