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京都のギャラリーで男性用シルク下着の新作発表会 京都発「水に強い」シルク素材使う

TOOTの枡野恵也社長と山嘉精練の山内伸介社長

TOOTの枡野恵也社長と山嘉精練の山内伸介社長

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 ギャラリーAnn(アン)(京都市下京区)で10月26日、男性用高級アンダーウエア専門メーカー「TOOT(トゥート)」(東京都港区)の新商品「シルクボクサー」発表会が行われた。

 絹糸(シルク)メーカー「山嘉精練」(亀岡市)が手掛ける、水やこすれに強いシルク素材「SHIDORI(シドリ)」を使った同商品。

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 山嘉精練社長の山内伸介さんによると、シルクは風合いや見た目の美しさだけでなく保湿・放湿や抗菌などの機能性も高い一方で、水やこすれに弱い性質を持つ。同社では、蚕の糸からタンパク質を落とす「精練」の技術で、水に弱いというシルクの「常識」を打ち破る素材「SHIDORI」を約8年掛けて開発した。

 シルクボクサーは、肌に触れる部分を全てシルクにするため縫製糸やウエストのゴムにも同素材を使い、履き心地のよさをより感じられるようウエストを高い位置に取ったという。色は黒と紺の2色を用意し、価格は2万1,600円。

 TOOTの枡野恵也社長は「これまで女性用下着に高級ブランドはあったが、男性用のマーケットは非常に限られていた。ものづくりの本質を次世代に残すという意味でも当社にとってターニングポイントになる商品」と自信を見せる。

 山嘉精練の山内伸介社長は「絹を残すことは私の使命だと思っているが、現代の明るい照明などで着物が美しく見えない、マッチしないという難しさもある。そんな中で、デザイン性が豊かで履き心地の良いTOOTさんの商品を手掛けたことで、今の暮らしに合った絹の製品が作れることは夢のよう」と笑顔を見せる。

 同商品は、TOOTホームページをはじめ、伊勢丹新宿店メンズ館、ジェイアール京都伊勢丹などで販売する。

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