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京都・北山通でハロウィーンイベント 仮装パーティーやカボチャのカービング体験も

以前のイベントの様子

以前のイベントの様子

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「京都府立陶板の庭」(京都市左京区下鴨半木町)で10月28日・29日、ハロウィーンイベント「京都北山ハロウィーン」が開催される。主催は地元有志でつくる実行委員会。

明かりを入れたランタンカボチャ

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 ドイツ人ピアニストの故・エルンスト・ザイラーさんが「この時期にイベントが無いから」と、北山街協同組合(商店街)に京都・美山のカボチャを寄付したことから始まった同イベント。2度主催者を変えながら今年で20年目を迎える。

 当日は、カボチャをくりぬいてランタンにする「カービング体験」を行う。でき上がったランタンは、参加者が持ち帰りできるほか、明かりを入れて夕方からのライトアップにも参加できる。カービング用のカボチャは現在、同館前のスペースで販売している。価格は1キロ=300円。このほか手作り市やフードメニューなどを販売する屋台村も出店する。

 初日に開催する仮装パーティーでは、アーティストライブや、仮装コンテストを展開する。入場には同館や京都髙島屋などで販売中の「ハロウィンパスポート」(バッジ=1,000円)が必要。期間中、パスポートを北山かいわいの提携店で提示すると特典を進呈するサービスも用意する。

 実行委員の金丸ゆきさんは「こうした取り組みを通じて北山にある店を知ってもらい、街の活性化につなげたい」と話す。

 2日目は、北山通の片道を封鎖してパレードを行う(参加は要事前申し込み、10月10日まで)。実行委員の三浦利幸さんは「毎年気合いの入った衣装で参加する人も多く、見応えがある」と話す。菓子を使った仮装で森永製菓ブースを訪れた先着100人に菓子詰め合わせを進呈する「菓子コス」企画も行う。

 三浦さんは「できることだけを無理せずにやろうと決めて続けているが、近年ハロウィーンが一般化して理解が進み、運営がやりやすくなった面と、展開が読みにくくなった面がある。今年も事故の無いように気を付けながら、お客さんが楽しめるよう準備したい」と話す。

 開催時間は、28日=9時30分~21時、29日=9時30分~17時。入場無料。

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