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京都で「堀川アート&クラフトセンター」紹介 「本をアートに」構想を披露

(左から)河東梨香さん、大垣守可さん、山下晃正副知事

(左から)河東梨香さん、大垣守可さん、山下晃正副知事

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 コワーキングスペース「Impact Hub Kyoto」(京都市上京区甲斐森町、TEL 075-417-0115)で9月23日、「堀川アート&クラフトセンター」をテーマにしたトークイベントが行われた。

 堀川アート&クラフトセンターは、6棟ある堀川団地の中で最も西陣側にある上長者町団地跡地に「アートと交流」をテーマとした施設をつくる事業で、運営は大垣書店(京都市北区)。現在は建設予定地で遺物の発掘調査が行われている。

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 この日は、堀川アート&クラフトセンターの立ち上げプロジェクトのリーダーを務める大垣守可さん、デンマーク人を父に持つデザイナーの河東梨香さん、京都府副知事の山下晃正さんが、同センターやデンマークと日本の違いについてトークを展開した。

 大垣さんは「本をアートと捉えた取り組みを進めようと思っている。本が量産されていることは業界の成功とも言えるが、画一的になりすぎて蔵書印を押したくなる本が現在どれだけあるだろうか。ウィリアム・モリスのプライベートプレス運動のように、少数でもフォントから文字の間隔や余白まで追求した高品質の本を作ってはどうか」と意欲を見せる。

 「本屋はどんな考えを持つ人も分け隔てなく開かれている場所。そこに作品を展示して情報交換や試作、情報発信や販路開拓ができる場を作り出していく。みなさんの大垣書店に対する期待を聞きながら進めたい」とも。

 山下副知事は「これまではアートとクラフトとを分類できる人がもてはやされていたが、これからの時代は各分野を統合してクリエイティビティーを発揮できる人が必要なのでは」とエールを送る。

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