ワコールスタディホール京都(京都市南区西九条北ノ内町)で10月5日、高橋匡太さんのトークイベントが行われる。主催は「エキニシミライルミプロジェクト」。
同プロジェクトでは、京都駅西部エリア、特に丹波口駅西側周辺を「エキニシ」と定めて、夜の人通りが少ないこの地域をイルミネーションで明るく歩きやすくすることを目標に参加型の企画を展開。8月には現地を知る取り組みとしてウィキペディアの地図版と言われる「オープンストリートマップ」を使って地図情報を充実させた。
講演を行う高橋さんは、二条城のライトアップのほか、東京駅100周年記念ライトアップ、十和田市現代美術館などのライティングを担当。同ホールの外観照明も高橋さんの仕事の一つ。講演では、2005年から始まった、気球から種の形のLEDライトを落下させる「夢のたねプロジェクト」、2011年に横浜で始めた「ひかりの実」といったアートプロジェクトの事例を紹介予定。
同プロジェクト事務局担当者は「まちづくりに興味のある人から、アートを学びたい人まで多くの人に参加してもらえたら。次回は講演で学んだことを元にイルミネーションを作るワークショップにつなげたい」と話す。
開催時間は19時~。社会人=500円、学生=無料。申し込みは同プロジェクトホームページまで。