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四条烏丸で学生が百貨店に関するアンケート調査 インバウンド向けサービス研究で

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 滋賀大学(滋賀県彦根市)の学生が9月12日、四条烏丸の交差点で百貨店に関するアンケート調査を行った。

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 学生は同大学経営学部企業経営学科の岡本哲弥教授のゼミに所属する3回生。同調査は京都の百貨店を訪れる訪日外国人旅行者(インバウンド)に向けたサービスに関する研究の一環。今月11日から14日まで四条烏丸または四条河原町の交差点で行う。

 アンケート項目は高島屋京都店に協力を得て、同百貨店の品ぞろえの良さや快適さ、信頼性など13項目の印象について「非常によい」から「非常に悪い」までの7段評価と総合満足度を5段階で評価させる。高島屋以外の利用頻度の高い京都の百貨店を1つ選ばせ、同じ質問に回答させる設問も用意する。

 高島屋には、繁体字と簡体字で書かれた同一のアンケートを免税カウンターに設置。地元の利用者と、中国や台湾、香港の回答を比較することで同地域からの旅行者に向けた新たなサービスを提案する論文を作成する。

 同ゼミの野川和紀さんは「地元の利用者が評価している部分について、事前に情報を持たない旅行者がどう評価するか興味深い。明日と明後日も14時から目標の数が集まるまで交差点に立つので、協力いただければ」と話す。

 論文は11月に行われる日本学生経営ゼミナール大会(インター大会)予選で発表する予定という。

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