元・立誠小学校(京都市中京区備前島町)で8月19日から、お化け屋敷「たろうちゃんのわすれもの」の営業が始まる。主催は京都市都市整備公社を中心とした実行委員会。
立誠小学校は1869(明治2)年に地元の町衆らが資金を出し合って開校した「番組小学校」。少子化の影響で1993年に閉校。その後、映画館やカフェが入るなど跡地活用がされていたが、建物の老朽化が課題となっていた。今年5月、京都市とヒューリック社が2020年を目標に、約200室の宿泊施設にホールや図書館、商業施設の入る複合施設を開業する基本協定が発表された。
お化け屋敷では、実際の廃校で行われることを踏まえたストーリーを展開。主人公「たろうちゃん」が終業式の日に学校に忘れた人形を探すために、いくつかのミッションをこなし、ゴールを目指す。
実行委員の廣田有紀さんは「現在の立誠小学校の姿でお化け屋敷を行うのはこれが最初で最後となる。かなり怖く仕上がっているので、ぜひ足を運んでもらえたら」と話す。
開催時間は14時~20時(20日は10時~)。料金は、中学生以上=800円、小学生=500円、小学生未満無料。今月27日まで。