関西から山陰・山陽地方を結ぶJR西日本の豪華寝台列車「トワイライトエクスプレス瑞風」の運行が6月17日、始まった。
JR西日本としては初めて導入する豪華寝台列車となる「瑞風」。大阪と京都から中国地方を周遊する列車で、日本海側、瀬戸内海側、その両方を巡る5つのコースを設定する。城崎温泉(山陰下りコース)や厳島神社(山陽上りコース)などの立ち寄り観光もあるため、立ち寄り駅の地元の期待も高い。
10両編成の列車には16の客室を用意。先頭と最後尾は展望車で、外に出られるデッキも備えている。料金は1泊2日のツインの部屋で1人27万円から。今年9月までの乗車券は完売したという。
一番列車は山陰下りコース。大阪に続いて京都でも運行記念式典が行われ、門川大作京都市長らが招かれた。乗車口では梅小路小学校の児童やキャラクターや舞妓(まいこ)さんが最初の乗客を見送った。一番列車を見ようと0番ホームには多くの人が集まった。
現在は、今年12月~2018年2月分の申し込みを受け付けている。