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川端康成の小説「古都」、現代版が映画に 京都の記者発表に松雪泰子さん

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川端康成の小説「古都」、現代版が映画に 京都の記者発表に松雪泰子さん

(左から)新山詩織さん、松雪泰子さん、Yuki Saito監督

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 ウェスティン都ホテル京都(京都市東山区)で11月16日、映画「古都」の記者会見が行われた。

 川端康成の小説「古都」の20数年後を描いた同作。小説に登場する千重子と苗子、そしてその子どもたちのドラマを描く。監督は、ハリウッドで8年間にわたって映画製作を学び、その後もアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督作品の現場などに参加したYuki Saitoさん。

 作品では、室町の呉服店を受け継いだ千重子、北山杉の里に暮らす生き別れの双子の妹、苗子の2役を松雪泰子さんが務めた。千重子の娘・舞は橋本愛さん、苗子の娘は成海璃子さんが演じ、京都とパリの2つの古都を舞台にロケを行った。京都府と京都市が後援に入ったほか、華道家元池坊専好さんや、妙心寺退蔵院の松山大耕さんが登場するほか、裏千家今日庵などの協力を得た。

 記者会見の会場には、映画で使われた着物や、日本画家、東山魁夷さんの作品北山初雪」をモチーフに仕立てられた帯のほか、茶わんや池坊専好さんの生け花などが並んだ。冒頭には題字を担当し、本編にも登場した書画家の小林芙蓉さんがパフォーマンスを披露。「縁」の文字を書き上げた。

 着物姿の松雪さん、Saito監督、エンディング曲「糸」を歌った新山詩織さんが登場。Saito監督は「現代の京都の視点を加えたものを作りたいという思いがあった。目には見えない、その人に宿る、変えることのできない『宿命』と作ることのできる『運命』、そしてその継承を映画にしたかった」と映画への思いを話した。

 松雪さんは「母として娘に、どう宿命を手渡すのかという難しさがあった。母と娘が葛藤しながら成長し、学び、そして伝えていくことについて監督と丁寧に話をした。長く引き継がれてきた町家での撮影では、空間やその家の空気に触れ、歴史の重みを感じた。京都で過ごした時間は濃密で、作品にも詰まっているのでその重みを感じてもらえたら」と話す。

 Saito監督は「『古都』の名を背負うからには、京都の人に見て、感じてもらいたいと京都の先行公開にこだわった。京都から全国、そして、日本の精神が詰まったこの映画を世界まで発信していきたい」と締めくくった。

 京都では11月26日から先行公開する。全国公開は12月3日。

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