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京都・松原通に「夜店」のにぎわい取り戻せ 「職人ツアーガイド」も

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 大宮通から東大路通までの松原通で11月21日、イベント「元気市」「松原通(みち)の駅」が行われる。

 修徳学区や有隣(ゆうりん)学区を含む地域の住民が中心となった松原通かいわい活性化プロジェクト委員会は昨年12月、地元の住民とアイデアを持つ人が意見交換をする「松原フューチャーセッション」を開催。その中で出た「夜店を出したい」という声が端緒となり、「松原通(みち)の駅」の開催につながった。

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 同イベント実行委員長で田中直染料店社長の田中直輔さんは「毎月9日のお不動さんのお祭りはとても楽しみにしていた。夜店は難しいにしてもできるところから始めたい」と意気込む。京都の通りでは毎月決まった日に夜店が出ていたが、1964(昭和39)年の東京オリンピックを前に、通りが一方通行になって姿を消したという。

 田中さんは1月に自社の車庫を開放してイベントを開催。5月には協力店も増え「点が線に」なり、今回は学区や行政区をまたいだ連携を実現させた。

 当日は、有隣学区を中心とした路地や地蔵盆を研究する京都大学高田研究室が主催する松原通周辺の職人の工房を巡る「松原通界隈(かいわい)職人めぐり まちあるきツアー」を開催。漆原料の加藤小兵衛商店、西本願寺や仏光寺などにも畳を納める桜田商店、京弓を製作する柴田勘十郎弓店、表具や表装ふすま材料を扱う「玉虫商店」、村上神仏具彫刻店など5店の協力で2コースを用意する。午前と午後の開催で、両方のコースに参加できる。

 企画を担当する同大学院工学研究科建築学専攻の前田昌弘助教は「地場産業の研究を進めているが、ツアーの形を取ることで地元の方に工房を見てもらって職人さんの声を聞いてもらえれば。地域コミュニティーと大学の連携について興味を持っている人にも勧めたい」と呼び掛ける。

 関連イベントとして、因幡薬師の由来を人形劇で紹介する「山ぐるみ人形劇贋作(がんさく)因幡堂縁起」の上演や、祇園祭の後祭での巡航復活に向けて活動を続ける鷹山のおはやしの披露とワークショップなども行われる。

 開催時間は10時~。終了時刻はエリアによって異なる。職人ツアーの参加費は、洛央校区内の住民=500円、それ以外=1,500円。同研究室にファクス(FAX 075-383-3278)かメールで申し込む。各回先着15人。

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