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京都で映「ギターマダガスカル」監督トーク マダガスカル楽器の紹介も

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 「etw(エトワ)」(京都市左京区川端通丸太町下ル下堤町)で10月2日、映画「ギターマダガスカル」の上映を前にしたオープニングイベントが行われた。

 「ギターマダガスカル」は、亀井岳監督がマダガスカルの異なる地域出身の4人の音楽家の旅を追い、マダガスカル音楽のルーツを求めた作品。京都では「京都シネマ」(下京区)での上映が行われている。

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 イベントの始めに、ギタリストの山本精一さんのライブが行われた。山本さんはギターをたたきつける激しいプレーを披露し、観客の度肝を抜いた。ライブの後は、亀井監督が日本人にはなじみの薄いマダガスカルについての解説とトークを行った。

 マダガスカルは、民族的にユーラシア大陸から台湾やインドネシアやフィリピンから舟で渡ってきた人がルーツで、言語も近いという。「顔つきもアジア系で、ちょっと隣のおっちゃんぽいよね」と亀井監督。多民族国家で、フレンチポップや伝統的な儀式を背景とする音楽などさまざまな種類の音楽が根付いていることを、現地で撮影した動画やミュージックビデオを流しながら紹介。儀式の映像や、少女が複雑なステップを踏んで故郷の踊りを披露する場面など、映画でも使われた映像を流すと「伝統と音楽が自然とミックスしてるね」と山本さん。

 イベントでは民族楽器の「ヴァリハ」や「カボシ」を紹介。1メートル程度の竹に弦を円周上に張ったハープのような楽器で琴のような音が出る。山本さんが「このコマの部分でチューニングをするわけね」と早速演奏。ギターのような形をした「カボシ」も「ペグが取れたけどこれ大丈夫?むちゃくちゃやな」とこぼしながらも、映像を参考に、演奏を決めて「俺は天才やからな」と会場を沸かせた。「もう一生触ることなんてないかもよ」と来場者に楽器が回されると、それぞれヴァリハやカボシの音を出したり、作りを確かめたりしていた。

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