トップ広告クリエーター13人の「京都広告塾」講義内容が書籍に

京都広告塾をまとめた書籍「巧告。」を8月10日から販売開始する。

京都広告塾をまとめた書籍「巧告。」を8月10日から販売開始する。

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 「京都広告塾」や「えほん教室」などの講座を開くインターナショナルアカデミー(京都市下京区烏丸五条東一筋下ル、TEL 075-351-6848)は8月10日、書籍「巧告。(こうこく)~企画をヒットさせるために広告クリエーターたちが考えること」(1,680円)を刊行した。

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 1983年に「イラスト教室」からスタートし同校は、今年で24年目。広告のコピーを中心に学べる「京都広告塾」や絵本作りを学ぶ「えほん教室」など「大人のための塾・教室」を開講する。講師には糸井重里さん、リリーフランキーさんなど各業界の第一線で活躍する人々が名を連ねる。

 同書は、2006年に「京都広告塾」で行われた13人のトップ広告クリエーターの講義内容を3冊にまとめたもの。広告クリエーターたちの仕事内容や今まで作ってきた広告の制作過程、広告についての自身の考え方などについて書かれており、「専門的な用語はないので、一般の人にも分かりやすい内容となっている」(同校関係者)という。同書は1カ月に1冊のペースで刊行する。

 第1巻では、シャープ「AQUOS」の広告を手がけるアートディレクターの副田高行さん、日清食品カップヌードル「hungry?」でカンヌ国際広告フェスティバルグランプリを受賞したCMディレクターの中島信也さんなど4人を収録。第2巻では、サントリー「DAKARA」などを手がけるクリエーティブディレクターの中治信博さんなど4人、第3巻はソフトバンクの企業ロゴをデザインしたアートディレクターの大貫卓也さんなど5人を収録する。

 書籍の通販サイトでは同書の予約状況が好調で、「出だしは順調」(同校関係者)と話す。同校関係者は「広告業界について書かれているが、どんなジャンルのお仕事の方にも何かヒントが得られる本になっている。年齢・性別問わずいろいろな方に見ていただきたい」と話している。

インターナショナルアカデミー

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