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京都・「千總」企画の国産線香花火 清水寺のご祈祷も

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 創業460年を迎えた京友禅の老舗「千總(ちそう)」が運営するショップ「SOHYA TAS」(京都市中京区三条通烏丸西入御倉町、TEL 075-221-3133)は6月10日、同社オリジナルの線香花火の販売を始める。

浴衣で線香花火を楽しむ

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 商品は、日本でも数少ない線香花火の製造元「筒井時正玩具花火製造所」(福岡県みやま市)に依頼。宮崎県産の松煙(しょうえん)を八女産の手すき和紙に包み、職人の手でよりをかけたもの。火を着けると、「ぼたん」「松葉」「柳」「ちり菊」と形を変えながら散る風情が感じられる。パッケージは着物を包む「たとう袋」がモチーフとなっている。価格は、25本入りで3,240円。線香花火をするときは自然と距離が近くなることにちなみ、「縁が結ばれますように」と清水寺で祈祷(きとう)を受けた。

 商品は店頭のほかオンラインショップでも購入できる。「帰郷の手土産や、女性へのプレゼント用で購入される男性も。夏の夜を一緒に楽しんでいただけるのでは」と担当の斯波大輔さん。

 祇園祭の宵宵山、宵山となる7月15日・16日は同店の前で18時~21時、無料で線香花火が楽しめる「千總の線香花火大会」を開く予定。先着150人。

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