自然食品やデリなどを販売する「和輪（わーわ）」（京都市下京区東洞院通仏光寺東入ル、TEL 075-344-3199）が8月20日、仏光寺通りの洛央小学校前にオープンする。

　同店では「安心・安全・ヘルシー」にこだわり生産者が分かる野菜や自然食品を販売、国産のものを取り揃える。店舗を運営するのは、自然食レストランの「松富や壽いちえ」（京都市中京区）などの外食事業を手がける「和心菜采」（京都市北区）。以前から既存業態で使っている食材や調味料を販売してほしいという客からの要望が多く、これらの食材を集めた単独店のオープンに至ったという。店舗面積は1、2階あわせて約30平方メートル。

　1階では、「自家製コロッケ」（70円）や「京メンチカツ」（150円）などの自然食総菜や、松富や壽いちえで出される惣菜、有機玄米などを詰めた平日の昼・個数限定の「ヘルシーランチボックス」（500円）などを販売。2階では弁当やデリで使用するすべての食材や調味料が並び、有機玄米や国産のわかめ、ひじきも量り売りで販売する。

　ターゲットは「OLや近辺に住む小さな子どもがいる家庭」（同社）。小学校が店の前にあるため「コロッケは小学生におやつに食べてほしい」（同店）とも。同店関係者は「自分が小さな子どもがいるということもあり、特に子どもには安心・安全な食品を食べてもらいたい。レトルト食品がなかったころの日本の『古き良き食文化』の発信を目指したい」と話している。

　営業時間は10時30分～18時。日曜・祝日定休。

松富や壽いちえ