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「京都ふるどうぐ市」開催へ 出店者紹介制、器や布など40店以上

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 旧立誠小学校(京都市中京区蛸薬師通河原町東入備前島町)で4月25日・26日、「京都ふるどうぐ市」が開催される。

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 東山区で古道具店「soil」(左京区北門前町)を営む仲平誠さんが企画した同イベントは今年で2年目。前回は2日間で約5,000人を集め、入場制限がかかるほど盛況だった。今年は混乱を避けるため、入場料を値上げした。

 今年は古道具店が43店、飲食ブースも13店が出店する。30~40代の若手店主が多く、ジャンルは日本・ヨーロッパ・アジアを中心に、器や布や紙、家具などを扱う店が集まる。

 仲平さんは、東京のイベントに出店するが、地元では機会がないことが気になっていたという。「ラガード研究所」の淡嶋健二さんとの酒席で、誰かが始めてからでは遅いと盛り上がり、「一緒にやろう」と決意。憧れの店主に出店を持ち掛けた。主催者だけが出店者を決めると偏りがちになるため、出店する店が一目置く店に声を掛けることに。それが「古道具店が選ぶ古道具店」というコンセプトに成長した。

 お金を払えば無条件で出店できる企画と違い、紹介制にすることによって全体の質を維持できるという。それがイベントに対する信頼となり、普段はイベントに参加しない店が参加する理由にもなっているという。「出店者が口々に『客として参加したい』と言われるほどの商品が集まった。僕も欲しいものが買えず悔しい思いをした」と仲平さんは苦笑する。「毎年この時期に開催するので、少しずつ京都に根付いていきたい」とも。

 開催時間は、25日=11時30分~18時、26日=10時~16時(いずれも入場は終了30分前まで)。入場料は500円(小学生以下無料)。

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