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京都・松原通の未来を考える「松原フューチャーセッション」開催へ

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 洛央小学校(下京区仏光寺通東洞院東入仏光寺西町)で12月13日、「松原フューチャーセッション」が開かれる。主催は、松原通かいわい活性化活動プロジェクト委員会。

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 松原通は、平安京の五条大路と言われ歴史があり、古くからの住民で構成されるが、近年は職住の分離や、住民の入れ替わりなどにより変化を見せる。「松原通のにぎわいを取り戻したい」と住民の手によって同委員会が結成された。

 祇園祭の山鉾(やまぼこ)巡行の前日に、好天を祈る「日和神楽」で近くの山鉾町に松原通を通ってもらうように呼び掛けたり、鉾を模した形の「お迎えちょうちん」を小学生と作ったりするなど盛り上げてきた。綾傘鉾は因幡薬師で来年から正式に棒振り神事を奉納することになり、洛央小学校に保管されていたミニチュアの鉾「洛央鉾」が松原通を通るなど活動が結実。「これを新たな伝統として引き継いでいきたい」と同委員会の冨江さゆりさん。

 地域の課題を解決するため、多くの地元の声を集めようと企画された同イベント。これまでも、「昼間に集まれる場所が無い」「空き家を活用できないか」などの声が集まっているという。会のファシリテーターはNPO法人home's vi(ホームズヴィー)代表の嘉村賢州さん。

 「これまでの活動を通じて、松原通を盛り上げたいという思いや、ここで何かやってみたいと思っている人の声に応えられるだけの力をつけてきた。思いやアイデアを持った多くの人に参加してもらいたい」と同委員長の山田正太郎さん。

 開催時間は13時~17時。参加無料。申し込みは、同委員会フェイスブックとファクスで受け付ける。

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