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四条烏丸に渋柿入荷-店主の故郷の味、宇治田原の古老柿も

店頭に並ぶ山形産のつるし柿。

店頭に並ぶ山形産のつるし柿。

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 四条烏丸の商業施設「ラクエ四条烏丸」(京都市下京区四条通室町東入函谷鉾町)の青果店「アローツリーカラスマ」(TEL 075-255-7212)が11月6日から、山形産の「つるし柿」を販売している。

 今年始めて入荷したというつるし柿。いわゆる「渋柿」だ。「食べたらものすごいことになるから気を付けて」とオーナーの藤野真弘さん。1個20円、10個180円で販売する。40キロ入荷したところ、まとめて購入する人が多く、すでに半分以上が売れている。

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 藤野さんにとっては、柿は思い入れのある果物という。藤野さんが育った宇治田原町では、農閑期の11~12月に「古老柿(ころがき)」として生産されている。ヘタと皮を落とし、3週間ほど丸木造りの「柿屋」で乾燥させ、糖分に由来する白い粉が吹くまで箕(み)でもみ込むことで出来上がる干し柿も、最近では農家が減り生産量も下降の一途だという。

 「子ども時代柿屋に登って怒られた思い出があって、柿は好きではなかった」と苦笑する。「勤めていた会社を辞め、今の商売を始めてから柿を食べるようになったけど、悪くないね」とかみしめるように話す。

 店頭には、故郷の古老柿も並ぶ。12月には新物も入るが、1年間冷凍しておいた方がおいしくなるという。「今年は、余りが出たら柿を干してみようと思っている」と藤野さんはほほ笑む。柿も人生も時の流れが豊かな味を出してくれるようだ。

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