ホテル日航プリンセス京都（京都市下京区烏丸高辻東入、TEL 075-342-2111）では5月24日、「タンザニア・フェア　キリマンジャロとティンガティンガの故郷から」が始まった。

チャパティ（パンの一種）とカチュンバリ（サラダ）

　タンザニアはアフリカ大陸の東側に位置し、「アフリカの屋根」キリマンジャロや、セレンゲティ国立公園、世界最大のカルデラ「ンゴロンゴロ噴火口」などでも有名。イベントは、同ホテルの親会社の京セラ（伏見区）がタンザニアにソーラーシステムを寄贈したことをきっかけに企画された。

　ロビーでは現在、タンザニアの民族布で作られた雑貨や「ティンガティンガ」と呼ばれる絵画を展示・販売。ティンガティンガは、建築資材である正方形の合板に塗装用のエナメルペンキを使って動物などのモチーフを色鮮やかに描いた独自のスタイル。ティンガティンガは、創始者の名前に由来しているという。

　期間中、同ホテル1階の「アンバーコート」でタンザニアのランチ（2,000円）やディナー（3,000円）を用意。日本向けに若干アレンジしているものの、スパイスは現地のものを使う。同メニュー利用客には、東アフリカの色鮮やかな民族布「カンガ」や「キテンゲ」のクロスナプキン1枚を進呈する。

　5月31日には、ディーズファッション専門学校（下京区）の生徒による「カンガ・ファッションショー」も開催。「京都もここ数日で夏らしくなったこともあり、日傘やトートバッグなどの小物の人気が高い。一つ一つ柄が違うので一点物として使っていただけたら」と同ホテル担当者。