日本漢字能力検定協会(京都市下京区烏丸通松原下ル)が主催する「今年の漢字」の募集が11月1日、京都タワー(下京区)などで始まる。
「今年の漢字」は、1995年から毎年実施されており、今年で18回目。世相を表す漢字一字を公募し、最も応募数の多かった字が「今年の漢字」として12月に清水寺で森清範貫主の揮毫(きごう)により発表される。昨年の応募総数は過去最高を記録。「災」や「震」を抑え、「絆」が選ばれた。
書店やホテルなど全国500カ所以上に応募箱を設置するほか、ウェブでも応募できる。京都タワーをはじめ、名古屋テレビ塔、東京タワーでは過去の「今年の一字」の原寸大掛け軸を展示するコーナーも設ける。
結果は12月12日の「漢字の日」に発表される。応募締め切りは同5日。