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京都でバーをテーマにした新作酒器展-作家もバーテンダー姿で迎える

バースタッフの格好の上原連さんと梨恵さん夫婦

バースタッフの格好の上原連さんと梨恵さん夫婦

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 ギャラリー「H2O」(京都市中京区富小路通三条上ル福長町)で現在、酒器店「今宵堂」(上京区)の新作酒器展「BAR 2C2H5OH+2CO2」が現在開催されている。

2つの盃が赤い糸で結ばれた「デスティニー」

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 「バー」がテーマの同展。ギャラリーにカウンターを設け、バー風にしつらえた。今宵堂の上原連さんと梨恵さん夫婦もバースタッフのように揃いの蝶ネクタイで来場者を出迎える。シェーカーを模した陶器や、カクテルやバーでの出会いから想像を膨らませたコンセプトの器が並ぶ。器には銘とそれぞれにしゃれを効かせた短い文章を添えた。

 「デスティニー」と名付けた杯(2,940円)は、2つの器が赤い紐で結ばれている。「盃交わした仲であれ、糸だからこそ絡み合う。引っ張ってくれることもあれば、引っ張り合うこともある。でも、それが『つながっている』ということ」と男女のありようを説く。

 離れの茶室には、杯の付いた掛け軸「月見酒」(5,250円)、「酒を飲むと人を切りたくなる」など逸話を残す新選組の斎藤一にちなんだ酒器「キシンマル」(1,890円)など、異なる趣向の酒器も展示する。

 土曜は夕刻から1杯のお酒を提供する。12日は「酸いも甘いもこの世のうつつ」と題し、和歌山「中野BC」の梅酒を出す予定だという。

 営業時間は12時~19時(最終日は17時まで)。月曜定休。5月27日まで。

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