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「京都賞」記念講演会-坂東玉三郎さんが自らの半生語る

京都賞を受賞したカーン博士、スニヤエフ博士、坂東玉三郎さん

京都賞を受賞したカーン博士、スニヤエフ博士、坂東玉三郎さん

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 京都賞の記念講演会が11月11日、京都国際会館(京都市北区)で行われた。

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 京都賞は、「科学・文明の発展や人類の精神的深化・高揚に貢献した方々の功績をたたえる」国際賞。27回目となる今年は「先端技術部門」にスピノーダル分解の研究に取り組んだジョン・ワーナー・カーン博士、「基礎科学部門」に宇宙物理学者のラシッド・アリエヴィッチ・スニヤエフ博士、「思想・芸術部門」には歌舞伎俳優の坂東玉三郎さんが受賞した。

 記念講演会で坂東玉三郎さんは、幼いときから体を動かすこと、特に自分以外のものになることが「本能的に好きだった」と振り返る。古典以外の役が増えてきたころ、マクベス夫人を演じることになり、女優の杉村春子さんに「それでいいんでしょうか」と尋ねたところ、杉村さんは少し間を置き「あなたは若いんだから何でもやればいいのよ。でも、何でもやりゃいいってものじゃないのよ」と言われたエピソードを披露。「すれ違った時に交わした1分の会話だったが、その言葉が忘れられない」と玉三郎さん。

 玉三郎さんは、ヨーロッパのバレエやオペラの専門学校を引き合いに、古典を体系的に学ぶことのできる教育機関が無いことを指摘。自身の今後は「役のための力を、若い人への伝承に振り分けていきたい」という。

 12日以降、受賞者によるワークショップや大学生や高校生に向けたフォーラム、キッズイベントも予定されている。

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