![昨年のイベントの様子
©うえやまとち/講談社](https://images.keizai.biz/karasuma_keizai/headline/1303453222_photo.jpg)
京都国際マンガミュージアム(京都市中京区烏丸通御池上ル、TEL 075-254-7414)で4月24日、「うえやまとちのマンガクッキング」が開催される。
「クッキングパパ」の作者、うえやまとちさんが作中に出てくる料理実演も行うトークイベント。同館の漫画を視覚だけでなく、五感で楽しむというコンセプトで開催する「京都マンガフェスタ2011」の一環で、開催は今回が4回目。
料理は、スイーツ、鍋もの、「その日の食卓に並べられるような一品」の3品を予定。今回はうえやまさんが糖質を制限するダイエットを実行中で実際に効果があったことから、「ダイエットメニュー」をテーマにする。「若い女性からメタボ気味のお父さんまで喜んでもらえる、ヘルシーでおいしいものを選んだ」と同館研究員の倉持佳代子さん。
「これまでも料理の苦手な人にも手軽にできるスピードメニューの実演を行ってきた。2回目のハヤシライスは個人的にお気に入りで、レパートリーに加えて今でも作っている」と倉持さん。今回は、スタジオの配置を換え観客との距離を近くした。「うえやま先生は気を張らずに話のできる優しい方。観客からの質問に答えたり、漫画や制作についてのエピソードを披露したりしながら料理を進めていく」という。
「クッキングパパ」の魅力について、「料理で競ったり、出世の手段にしたりするのではなく温かな日常をうまく描いている。そうした安心感や、キャラクターの結婚などのターニングポイントとなる話がぐっと来るのも魅力の一つでは」と倉持さん。
「当日はユーストリームを使い動画配信を行うが、実際に来ていただいて先生の作る料理の香りや包丁の音などを体感し、また漫画を読み直してもらえたら」
イベント終了後、関連商品購入者の中から100人限定でサイン会を開く。
開催時間は14時~16時。当日10時から整理券を配布する。入場無料(同館への入場料別)