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京都の青果店店頭にタケノコ-寒さで小ぶりのものが中心

青果店の店頭に並んだタケノコ

青果店の店頭に並んだタケノコ

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 錦市場近くの青果店「倉田商店」(京都市中京区錦小路東洞院角、TEL 075-221-0536)でタケノコの販売が始まった。

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 店頭に並ぶのは、洛西(らくさい)で採れるモウソウダケのタケノコ。まだ土の外に出ていないものを採るため皮の色が薄いのが特徴。寒さのため例年に比べ、まだ小ぶりなものが中心。価格は、1皿3~5本入りで350円~750円のものから1本約2,000円のものまでさまざま。

「泥付きが値打ちもの。砂地で育ったタケノコより味がいいんやで」とおかみ。この時期はあくが少なく、生のものにしょうゆをかけて食べることもできるという。「もちろん、タケノコご飯でも何でもおいしい。でも湯がいたら絶対あかん」。湯がくとえぐみが回ってしまうという。

 例年、タケノコを買う客にはサービスとして三陸のワカメを渡しているが、今年は震災の影響で届かないという。「楽しみにしてくれていたお客さんには悪いけど、こんな状態だし仕方ない」と話していた。

 営業時間は7時ごろ~19時。日曜定休。タケノコは、祇園祭のころまで竹の種類を変えながら販売する。

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