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京都駅で恒例「大階段駆け上がり大会」-目指すは頂上、「江姫」も挑戦

171段の階段を駆け上る参加者

171段の階段を駆け上る参加者

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 JR京都駅ビル(下京区烏丸通塩小路下ル)の「大階段」で2月19日、毎年恒例の「大階段駆け上がり大会」が行われた。

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 KBS京都が主催する同イベント。1998年から始まり今回で14回目を迎える。ルールは女性1人と45歳以上1人を含む18歳以上の4人が1チームとなり、京都駅ビルの大階段171段を駆け上がりタイムを競う。高低差は35メートルで隣の京都伊勢丹の4階から10階に相当する。今年は一般レースに72チームが参加した。

 風もなく好天に恵まれた当日。レース前から選手たちは入念にストレッチやダッシュの練習を行っていた。選手の1人は「天気もいいし体調もばっちり。思い切り走ります」と気合十分。

 レースでは、勢いよく飛び出したもののゴール手前で足がもつれ、追いついた選手に抜かれる展開やダイブでゴールするなど迫力のあるレースも。今年の大河ドラマ「江」の衣装で挑戦する参加者は着物の裾やぞうりに苦戦。しかし観客らに愛嬌(あいきょう)を振りまきつつ完走を果たした。観客からは好タイムが出るたびに大階段がどよめいたり、「しっかり!」となどの声援が飛んだりした。

 国民文化祭実行委員会の事務局メンバーで構成する「チームまゆまろ」も、そろいの法被姿でレースに参加。アトラクションでは、和紗さんのライブや3月に開通する九州新幹線チームや大阪駅ビルチームによる特別レースも行われた。

 レースの模様は3月5日18時から、KBS京都で放送される。

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