鴨川河川敷で12月23日、恒例の「サンタクロースマラソン in Kyoto」が開催された。
今年で9回目となる同イベント。面白いマラソン大会を企画する際、主催者の若山正治さんが、いつもサンタの格好でマラソンなどに参加していたことから、サンタの格好をして走ることにしたのが始まりだという。
当日は、選考を通った参加者とボランティアスタッフが、サンタやトナカイなどの格好になった。準備体操や記念撮影などを行った後、丸太町橋の下の河川敷をスタート。コースの途中には、白い袋を担ぐ場所や、つり下げられたお菓子を口で取る「おやつコーナー」なども設置。参加者に渡されたカードには「サンタとハイタッチ」「今年の抱負を鴨川に向かって叫ぶ」などの指示があり、実行すればチェックポイントでスタンプがもらえるなどの企画も。
手作りの衣装を披露するサンタや、演奏をするサンタ、じゃんけんをして相手が勝ったらお菓子をあげるサンタなど、それぞれのスタイルで大会を盛り上げていた。
若山さんは「『楽しみは作るもの』だと思う。今日来ている人も用意してあるものを楽しむのでなく、それぞれ楽しみを作り出しているのがうれしい。他人同士であっても気軽に名前を呼び合えるような仲になるイベントになれば」と話す。