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京都でギャラリーが出したお題に学生が応える企画展-お題は「丼」

学生の作品が並ぶギャラリー内

学生の作品が並ぶギャラリー内

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 ギャラリーH2O(京都市中京区富小路通三条上ル福長町)で10月12日、「どれみふぁそらし どんぶり展」が始まった。

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 今年で3回目を数える同展。京都造形芸術大学陶芸コース有志の27人が全72点を展示・販売する。「販売することで学生に責任感が生まれる」と同ギャラリーの小澤泰子さん。単なる作品展とは違い、学生は納品書や作品に付ける名刺なども作成。購入者に名前と連絡先を教えてもらい、礼状を送るのが決まりだ。礼状をきっかけに文通が始まったりすることもあるという。

 ギャラリーが出したお題に学生が応える同展。「一番初めに『丼』を指定したのは丼が器の基本だから」と小澤さん。7月に学生が作ってきたものを見て、お客さんの立場で意見を言う。それを受けて学生は作り直す。「学生は少しの間にびっくりするくらい成長する」。そのため、学生への助言にも熱が入るという。

 「器はオブジェなどと違って人が間に入る。だから使う人が心地よいものを作るように学生には言っている」という。「こびることなく自分の作品をどこまで作れるかが大切」とも伝えているという。 「今年は特に個性のある作品が多いので、ぜひ手にとって見てもらえたら」と小澤さん。

 関連イベント「どんぶり茶会」も今月16日・24日の15時・17時から行われる。

 営業時間は12時~19時。月曜定休。10月31日まで。

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